2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧
帰省をすると部屋に篭りがちになる。篭りがちになると部屋をかき回すようになる。かき回すと古い品々が見つかる。どれだけ整理してその度に目にしていても、あらためて見ると、また思い出に浸かりたいと感じてしまうものだ。小学生の時分に書いた自分史とい…
誰かが言っていた。 台風を口実に女性の家に一晩泊めてもらいたいと。 言ったやつは男だった。 一般的に逆のことはよく語られるものだが、男が女の家に一晩泊めてくれとは古今きいたことがない。 良く物語られる話のタイプでは、女が泊まりにくる。 泊りにき…
皮は毛のように禿げることはできないけれど、 あの毛は皮のように剥かれることはできない。 毛は埃のように喉を傷めることはできないけれど、 あの埃は皮のように再生はできない。 みんなちがってみんな善い。
シチューをつくった。 一人暮らしになってからは初めてのことで、久々のシチューの味に懐かしさを感じた。 今回つかったルウは、よく見るブロックタイプのものではなくて、顆粒状のものだった。 こんなものもあるのかと興味を引かれ、買ってみた。 具材はあ…
今日は発想のオフ日 オフオフオフオフ OFFOFFOFFOFFOFFOFFOFFOFFOFF オフ
海の先には何があるか。 むかしの人々は考えた。 それはよく死だとされた。 目に見えないなにものかがあちらにある。 見えないもの、たしかでないものは畏怖の対象であった。 弱さである。 ストレスの原因のひとつは、予測不可能性とされる。 昏くなったみち…
世界一テスト勉強に近い男は妥協をしない。 いや、妥協は許されない。 もっともテスト勉強に近い位置にいて、そこから動かない。 近づかないし、はなれない。 勉強をする気は誰よりもある。 かつ、勉強をするつもりは誰よりもない。 二律背反を体現した者で…
チャイコフスキーの悲愴の統一主題のひとつが、各楽章終盤にあらわれる下降音形である。 表題もとづき負の感情に揺られて絶望へ落ちて行くのか、それとも情熱という意味でのパテティチェスカヤととれば、慰めと優しさで高ぶる気分がおちついていっているのか…
本で人は殺せる。 ①つまらない本→人は退屈なこと、無意味なことを強制されつづけると、精神がくずれる。 ②おもしろい本→その本に熱中しすぎて、社会的な活動が損なわれる。生活力が破綻する。 ③ハリー・ポッター →撲殺。